アニメ【うる星やつら】最終回ネタバレ|原作漫画との違いも暴露!

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80年代に一大ブームを巻き起こした「うる星やつら」。
高橋留美子原作の漫画であり、1981年にアニメ化されました。
ラムちゃんの可愛さは普遍ですよね。

ところで、“最終回”ってどんな内容だったか覚えてますか?
そう聞かれると、なかなか答えられないものですよね。

漫画とアニメ、両方の最終回が存在します。
アニメと原作では内容が異なる、というのはよくあることですね。
うる星やつらではどうだったのでしょう?

ここでは、それぞれにスポットを当てて、
ネタバレしつつ暴露?というか比較していきたいと思います。

目次

うる星やつらの放送期間と簡単なあらすじ

アニメ[うる星やつら]テレビシリーズは、
1981年10月14日~1986年3月19日に放送されました。

※追記:2022年10月~2023年3月まで、スタッフ・キャストを一新し、新作アニメ「うる星やつら」。2024年にはアニメ第2期が放送予定。

※ここでは、1981年に放送されたアニメのあらすじになります。

あらすじ

アホで浮気性の高校生、諸星あたる。
強大な力を持つ宇宙人“鬼族”が、地球を侵略しにやって来ました。

地球の命運を賭けた「鬼ごっこ」は、地球代表=あたる、
鬼族代表=ラムちゃんで行われました。

結果はあたる=地球側が勝ちましたが、ラムちゃんの勘違いにより、
「ダーリンの妻」として諸星家に住み着くのでした。

「最初はあたると敵対していた鬼族のラムちゃんが、
どんなきっかけで一途にあたるを愛するようになったの?」
という疑問を持ったことはないですか?

あたるは鬼ごっこの勝負の際、幼なじみのしのぶに、
「勝ったら結婚してあげる」と励まされました。

それゆえ「(勝ったらしのぶと)結婚じゃあ~!」と言いながら、
ラムちゃんの角を掴んだわけです。

それを聞いてラムちゃんは勘違い。

「そこまで言うなら結婚するっちゃ。(中略)一生添い遂げるっちゃ」

しのぶは愛想をつかし、ラムちゃんはその後諸星家に押しかけ、
公認となり暮らし始めるのでした。

あたると一途なラムちゃんを中心に、舞台の友引町のみならず、
時空をも巻き込むドタバタラブコメディ。

うる星やつら(アニメ)の最終回ネタバレ

アニメ[うる星やつら]テレビシリーズ、最終回第218話。
[オールスター大宴会!うちらは不滅だっちゃ!]あらすじ。

ある時、登場人物皆に、差出人のわからない招待状が届きます。
それは友引高校での仮装大会。
面堂の提案で、仮装のテーマは日本神話に決定します。

おユキさんがアマテラス役でしたが、仮装大会の当日に、
持病の癪で体調不良に。
困っていると、テンちゃんが本物のアマテラスを連れてきたのでした。

あたるが例によってアマテラスにちょっかいを出し、
ラムちゃんの電撃をくらいます。
この時のやりとりで、ラムちゃんがアマテラスを怒らせてしまいました。

アマテラスは自前の携帯用「天の岩戸」に隠れ、
世界が暗闇に包まれてしまいます。
本物の神々がやってきて皆で宴会になり、
どさくさに紛れてキスするラムちゃんとあたる。

天の岩戸が無くなり、キスシーンに嫉妬する面堂らに加え、
これまでの登場人物たちが大乱入します。
その中には次回作[めぞん一刻]の響子さんの姿も。

ドタバタのうちに大団円となるのでした。

完。

これはヒドイ…。

この最終回の、内容のヒドさは、
当時の熱狂的なファンたちのヒンシュクを買いました。
プロデューサーの自宅には毎日のように嫌がらせが。

それを受け、後の1988年に、劇場版[うる星やつら完結篇]が公開されることとなります。

こちらは原作に忠実。

うる星やつら(原作漫画)の最終回ネタバレ

漫画[うる星やつら]34巻最終章[ボーイミーツガール]あらすじ。

友引高校に突然、ルパという男が現れました。
ラムちゃんの祖父を通し約束した、
ラムちゃんの許嫁である、と主張するルパ。
ラムちゃんをさらって行ってしまいます。

あたるはラムちゃんを取り戻すために追いかけますが、
ルパの罠である“ラムちゃんの替え玉”に騙されてしまいます。
あたるとラムちゃんは話がこじれ大ゲンカに。

一方ルパにはカルラという婚約者がおり、
彼女が持ち込んだキノコが誤って大繁殖し、地球の危機に陥ります。
この危機から逃れる方法は1つ。
ルパの実家で飼われているブタに、キノコを食べ駆除してもらうことのみ。

ラムちゃんにルパを説得してもらう条件として、
“鬼ごっこ”で勝負することになりました。第1話と同じ鬼ごっこです。
あたるがラムちゃんに勝たなければ、キノコを除去することはできません。

勝つにはラムちゃんを捕まえる、またはラムちゃんに好きだと告白する、
のどちらかが必要。
しかし、こんな状況で告白するのは違う、と純粋に考えるあたるは、
好きだと言うのを頑なに拒否。

この時ラムちゃんは、もし自分が勝った時は、
地球人から、自分たちの関わった記憶を消すつもりでした。

ラムちゃん:「本当にうちのことを忘れてもいいっちゃ!?」
あたる:「忘れるもんかー!」

あたるはつまずいて転び、ある物を落とします。
それはラムちゃんの、生え変わりで抜けた古いツノでした。
大事に持っていたのです。

それを見たラムちゃんとあたるは気持ちが通じ合い、
鬼ごっこはあたるの勝ちに。地球に平穏が戻りました。

最後のシーン、結局好きと言わないあたるに、

ラムちゃん:「一生かけていわせてみせるっちゃ
あたる:「いまわの際にいってやる

かくして、一生痴話ゲンカは続いていくのでした。

アニメと全然違って感動の最終回ですね。

うる星やつらの主な登場人物

()はテレビシリーズの声優。

諸星あたる(古川登志夫)

主人公。4月13日の金曜日の仏滅生まれで、
当初は災いを呼び寄せる受け身のキャラクターだった。

後に原作者の判断で方向転換され、
アホで女好きで浮気性で煩悩のかたまりだが善人、というキャラに。
ラムに関しては時折真面目でプラトニックな一面を見せる。

ラム(平野文)

ヒロイン。地球を侵略しにやって来た宇宙人“鬼族”の娘。
虎柄ビキニを着こなすスタイル抜群の超絶美少女。
あたるを一途に愛し、「ダーリンの妻」として諸星家に住み着く。

語尾は「~っちゃ」「~のけ?」。
飛ぶことと電撃が得意。

三宅しのぶ(島津冴子)

あたるの幼馴染で元恋人で同じクラス。
あたるに愛想をつかし、その後面堂に片思い。

更に後には、終盤で登場する「運命製造管理局員」
の因幡としあわせな恋仲になる。
清楚な美少女だが怪力の持ち主で、特技は机を投げること。

錯乱坊[チェリー](永井一郎)

錯乱坊(さくらんぼう)と書いてチェリーと読む。

遊行僧で、確かな法力を持つ自称高僧だが、
たいていは事態をよけい悪化させる。
いつもどアップで突然現れる破壊坊主で、周りはビックリしてぶっ飛ぶ。
サクラの叔父。

サクラ(鷲尾真知子)

チェリーの姪。叔父に似ず美女で、強い霊能力を持つ巫女。
と同時に友引高校の養護教諭。

祓い串を持ち「はらったま、きよったま」(祓いたまえ清めたまえの意)
と唱えながらお祓いをする。
底なしの胃袋を持つ大食漢だが、ナイスバディをキープしている。

面堂終太郎(神谷明)

あたるのクラスメイトで、面堂財閥の跡取り息子。
顔が良く勉強も運動もできる優等生だが、暗所恐怖症で閉所恐怖症。

よく釣り鐘を落とされ、特技は自分が閉じ込められた釣り鐘を割ること。
「プライドの化けもん」で性格はあたると似た者同士。

ラム親衛隊

原作には無く、アニメ独自のキャラクター。
それほど必要性がないが、もはや居ないと物足りない位の存在感。

メガネ(千葉繁)

本名サトシ。千葉繁がモデルで、自身のアドリブで作られるキャラ。
ナチス・ドイツ軍事オタクでヤバい性格。常識的な面はある。

パーマ(村山明)

本名コースケ。わりと温和な性格。
ラム親衛隊だが、実は大食いの彼女がいる。

チビ(二又一成)

本名アキラ。気が弱く泣き虫。よくメガネたちに使い走りさせられたり、
ハタかれたり連行されたりする。

カクガリ(野村信次)

本名ヒロユキ。担任教師の温泉マークに似ていて、
モノマネしたことがある。

他にテン、藤波親子、ラン、弁天、おユキなど多数。

まとめ

ここまで、[うる星やつら]の最終回に注目して、
アニメと原作での違いを比較してきました。

1981年に放送されたテレビシリーズ最終回はまさに、暴露されるに値するものでしたねー。

今ではまるで笑い話のようですが、嫌がらせはせず、
これも[うる星やつら]の魅力の1部分と受け止めましょう(笑)

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